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2011年09月21日

陶芸体験作品から学ぶこと②

宮崎では、台風も過ぎ 昼からは晴れ間が見えていました。

風がちょっと冷たいぐらいで 秋の気配でした。


先のブログで書いた<陶芸体験>のことで、

まだまだ伝えたいことがあるので書きたいと思います。


これまでいろんな方々と陶芸体験をしてきましたが、

一番感じるのは、<土で形をつくる>というのは、

誰しもが本来持っている<欲求>のようなものじゃないかなということです。

特に、幼い子供や障害を持っている子供たちが

楽しそうに 夢中で土いじりをしているのを見ると感じます。


陶芸体験の場合、作品として焼き上げますので、

うまく焼き上げるためには 作り方にいろんな決まりがあり

めちゃくちゃには作れませんが、

そうでなくても、それぞれの形が出来ていきます。

本当に いろんな形が出来上がり、いろんな表情をしています。


うまく言葉にできませんが、

私が、初めて会う子供たち(大人もですが)と(短時間ですが)関わり、

その子らの持っている個性を引き出して、楽しんでもらえるのも、

<土>が持つ”チカラ・魅力”があるからだと思っています。


私は、主に”うつわ”を土で作っていますが、

<土で形をつくる>という枠の中では、それは、ほんの一部に過ぎません。

<土を焼いて形をつくる> で できる表現は、もっと広いのです。

もっと、自由で可能性があるものだと思います。


けれど、”うつわ”ばかり作っていると、そういうことを忘れそうになるのです。

そんな時に、陶芸体験の作品に触れると 

本来持っている<陶芸>(あえて、この言葉を使います)の

意味を思い出させてくれるのです。

私は、そのことを忘れたくないし、すごく大切なことだと考えています。


そういう意味でも、陶芸体験は 私の中では 大切なのです。



  
タグ :陶芸体験


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 21:08Comments(0)日記