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Posted by みやchan運営事務局 at

2015年07月29日

MY新国立競技場デザイン案

こんにちは!

7月ももうすぐ終わりですね。

長かった 宮崎空港でのイベントも 26日に終了しました。

今回も 空港ならではの いろいろな出会いがありました。

お越しいただいたお客様 ありがとうございました。

感謝です!

会期中 台風がいくつも発生し 雨の多い日々でしたが、

今は すっかり夏ですね!

青空が 気持ちいいです。

空港展の間に 梅雨から 夏 に季節は変わりました。

そんな中 いろんなニュースがありましたね。

安保法案採決や 新国立競技場のデザイン白紙 など、

それぞれ、いろいろと考えさせられます。

新国立競技場のデザインに関しては、白紙にもどす決断はよかったと思います。

ただ、新たな案がどのようなものか気になります。

競技場の建築施工費が莫大なのが、主な問題になっていますが、

建物のデザインそのものがあまり主題に上がってこないのが ちょっと不安です。

日本では、建築は アートではないのでしょうか?


せっかく白紙になったのですから、

好きに 自分の 新国立競技場デザイン案 を作ってみませんか?

建築の発想は もっと自由で いろいろあっていいと思います。

案 ですから^^

私も 考えてみました。

まずは、うつわ からの発想 





シンプルなうつわ のようなデザインだったらいいな と思います。

直線的ではなく どこか有機的

















本当のデザイン案が出てからは いろいろとイメージできなくなるので、

MYデザインを考えるのなら 今ですよ^^  

Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 12:50Comments(0)

2015年07月18日

宮崎空港にて

 こんばんは!

今日も 雨がパラパラと降っていますが、

夏の雨ですね。

どこか遠くで 花火が上がっています。


只今、宮崎空港での <ひむかの国の窯元まつり> 参加中です。



7月26日まで 

会場には、私と妻が交代で出ています。

私は、20,22,24 日に 出る予定です。

よろしくお願いします^^  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 21:08Comments(0)作品展・イベント案内

2015年07月13日

ぴあ*ぴあを終えて考えたこと

こんばんは。

昨日は、都城のぴあ*ぴあマーケットに参加しました。

いろんな手作りイベントがありますが、ぴあ*ぴあマーケットは、屋内での開催で、

個々のスペースも小じんまりして、参加しやすいイベントです。

そのため、アマチュアの方も多く、より多様な出店さんがいらっしゃいます。

屋外イベントより個々の規模が小さいため、搬入、搬出、設営を出店者のみでしている方が多いようです。

出店者は女性がほとんどですので、自ずと、女性が作る、女性のイベントの感が強くなります。

私が男なので、余計にそれを感じるのかもしれませんが、事実、実行委員を含めほとんどが女性で構成されたイベントですし、

それに、出店内容も女性向けのものが多くバラエティに富んでいます。

しかも素晴らしいのは、いつも大盛況で、出店者も、来場者も楽しめるWINWINのイベントだということです。

”女性の感覚”とか”女性ならでは”とか、出店者の方々自身にはピンとこないとは思いますが、本当にすごいと思いますよ。

具体的には、販売してあるものの細かさです。アクセサリーやデコラティブな小物雑貨など、好みは色々とあると思いますが、

単純にその細かな作業と集中力、執念^^には驚きます。販売方法にも細やかさを感じます。

タグのデザインからディスプレイ。どんだけあるんだと思うくらいの小さな商品を隅々にまで可愛く並べていく。

しかも、このイベントのたった7時間のために。


比べてわかりやすのが、例えば鳥の炭火焼きの屋台。

普段料理してないだろう的な男がしいしいやっていることが多いですが、その販売のスタイルが見事なまでに”おとこ的”なのです。

必要最小限のものしか持ってきていない。

炭・焼き網・肉!

「ほかいらんやろ。7時間だけやし」みたいな感覚です。

一見、こちらが効率的なように思えますが、もし、ぴあ*ぴあマーケットがこの考えに沿ったものなら、まるで成り立たないのがわかります。 

出店者も来場者も楽しめないイベント。

それこそ、なんのためにやっているのかわかりません。

非効率と思えるものが最も大切。これこそが、男の私から見た”女性ならでは”の素晴らしさです。


もちろん、一言で”女性”と言ってもいろんな方がいますので一概には言えません。

手作りイベントに参加している女性は、一般的な女性と言うよりは、特殊なのかもしれません。

ただ、女性であることには違いないので、外れてもいないと思います。


最近、国は女性の社会進出を推進しています。首相も「女性が輝く社会」と謳っています。

私も同感ですが、その時に重視しなくてはならないのが、この”最も大切な非効率性”だと考えます。

実際に、これでぴあ*ぴあのイベントは成功しているわけですし、

その思考を拡大し、社会に当てはめれば、WINWINの関係も成り立つのです。

かなりの理想論だとは思いますが、全く否定されることでもないと思う。


ですが、この国の進める”女性の社会進出”が、かなり男性的な発想に基づいていると感じます。

例えて言うなら、今まで子どもや家のことを妻に任せっきりにしていた旦那が、自分の収入が減ったのをきっかけに、

これからは女性も社会進出だと言い出し、共働きを進めようとするのと同じ。

都合良すぎる。

実際、国は急速な高齢化と少子化により、国の経済力が衰退する対策として、女性の社会進出を推進している。

女性の新たな感覚を取り入れ、社会や経済を充実させようという、ポジティブなアプローチでは決してありません。


私は、ぴあ*ぴあや他の手作りイベントには、停滞した社会や経済を変えるヒントがあるのではと密かに感じています。  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 23:30Comments(0)日記

2015年07月11日

7月の予定

 こんばんは!

連絡が遅くなりましたが、今月は 参加イベントが2つあります。

本日 7月11日~26日まで 宮崎空港 「日向の国の窯元まつり」

明日12日 都城での ぴあぴあマーケットに出店します。

新作 できています。







今年は、宮崎空港の展示期間が長いです。

そのため、高城工房の展示が少なくなります。

ご了承ください。

イベント会場にて お待ちしています^^  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 23:07Comments(0)日記

2015年07月02日

モンシロチョウ ③

こんばんは。

昨日は、やっぱり雨でしたね。

梅雨はいつ終わるのでしょうか?


モンシロチョウの話の続き。


モンシロチョウの視点 と 私の視点の違い。

いろんな視点で物事を捉えるのは面白い。

昆虫好きでもない私ですが、複眼にはちょっと憧れます。

昆虫好きな人は、複眼で物を見てみたいと思ったことが必ずあるはずです^^



北郷もそうでしたが、高城にもいろんな鳥が飛んでいます。

北郷では小鳥が多かったですが、高城では、中型の鳥もよく飛んでいて、珍しい鳴き声を聞けたりします。

空を飛ぶ鳥を見ていると、私は、やはり鳥の視点に思いを馳せます。

いろんな種類がいるので、一概には言えませんが、鳥には、空を自由に飛んでいるイメージがあります。

この”鳥の視点”は、いろんな意味を持ちます。

人間社会がとらわれているさまざまな物が無い世界。

渡り鳥には、国境がありません。国から国に自由に行き来します。

その視点をもっと広げて、人種差別や経済格差の無い世界。

「ただ空があるだけ・・」 の世界。

鳥の視点には、ジョン・レノンのイマジンにつながるメッセージがあります。



私がこのメッセージを強く感じたのは、アートからです。

もう何年も前のことだが、たまたま展示会で東京にいたときに、森美術館で行われていた、

中国の現代アーティスト 艾未未(アイ・ウェイウェイ)展を友達と見に行ったときだった。



アイ・ウェイウェイの作品はどれもすばらしく、今でも私に強い影響を与えているのですが、

彼の携わったアートに 北京オリンピックのメインスタジアム 通称鳥の巣があります。

彼の作品は奇抜なので、誤解されることが多いのですが、

この鳥の巣スタジアムも、9.11のテロで破壊された貿易センタービルの残骸をスタジアムの一部に使ったことで物議を醸しました。

大抵は、バッシングで、日本でも「中国人の無神経さ」のように扱われました。

けど、これはまったくの誤解です。

このスタジアムには、先に私が話した”鳥の視点”が意味されているのです。

彼はここに世界を飛び回る巨大な一羽の鳥のイメージを作ったのです。

国境も無い。宗教もない。差別や格差の無い。

ただ空があるだけの世界。

そこには 世界平和 のつよいメッセージが込められています。

それを「中国人だ」なんだ。というのは、国籍や人種にとらわれた人間の視点であり、

あえて、貿易センタービルの残骸を使うことで、そこに痛烈なメッセージをこめているのです。



そして、ここで、頭をよぎるのが、東京オリンピックのメインスタジアムになる「新国立競技場」のことです。

2020年の東京オリンピック開催決定から今日までの「新国立競技場」の動向を見ているとまるでコメディーをしているようだと感じます。

私はある舞台を連想しました。

映画にもなった 三谷幸喜監督「ラヂオの時間」です。



ラジオドラマの脚本を元あったものから、さまざまな都合で変更を加え、どんどんつじつまが合わなくなっていくというドタバタ劇。

もう20数年前テレビで見たが、本当に面白かった。

まるでこれと一緒なのだ。





に変更になるらしい。

ギャグとしか言いようが無い。

だが、国はこのコメディーを2500億円をかけ製作するのだから、笑えたものじゃない。

しかも維持費が年間35億円かかるらしい。笑いを超えて青ざめてくる。

当初の予算や計画の甘さが指摘されるが、私が一番突っ込みたいのは、この建物には何のメッセージも無いということだ。

建築というのは、規模が大きいので、そのデザインにはさまざまな視点が必要になる。

そこに暮らす人々の視点。施設の利用者の視点。施工者の視点。などなど。

そして何よりその建物がもつコンセプト。それらがベースにデザインされ設計者によって命が吹き込まれる。

アイ・ウェイウェイのように強いメッセージを込めるまでいかなくとも、最低そこまではやってもらいたい。

だが、修正案のデザインからは、ただ見た目だけにこだわった浅はかさだけが伝わってくる。

デザインを少しでもかじったことのある者ならわかることだが、

デザインとは「見た目」のことではないのです。

悔しいのは、日本は元々、コンセプトの伝わる美しい建築が得意だったはずなのに、

そのよさがまったくこの建物には活かされていないことだ。



建築デザインに限らず、デザイン会社で、クライアントの無理な要望により、ちぐはぐな物が出来上がることはよくあることだ。

これは日本に限らず、世界中のデザイナーの悩みでもある。

この新国立競技場はその最たるものといえる。

2020年、「Kokuritu」がそれを意味する言葉として世界中で使われることになるかもしれない。

とすら思えてくる。
  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 01:54Comments(0)日記

2015年07月01日

モンシロチョウ ②

おはようございます!

今日から7月ですね。

相変わらず、あっという間に一年も半年ですが、後半も製作など色々と頑張りたいと思います。


それにしても、今年の梅雨は本格的ですね。雨ばかりです。また暫く続くのでしょうか。

そんな中、一昨日の月曜日の晴れの日は、本当にありがたかったです。

洗濯物もですが、雨続きで製作中の器もなかなか乾燥できずにいたので、朝から外に出し、乾かすことが出来ました。



只今、今月11日から26日までの 宮崎空港での窯元まつり と

12日 都城でのぴあぴあマーケット に向け製作中です!

天気のおかげで、乾燥でき、昨日素焼きをすることが出来ました。


外に器を干していると、工房でもモンシロチョウが数頭飛んでいました。

見た目は小さくて白い翅をパタパタと閉じたり開いたりしてかわいいのですが、

よく見ていると、風をうまく利用して、器用に早く飛んでいます。意外と必死です^^

考えてみれば、なにげに飛んでいるわけではなく、交尾や産卵や花の蜜を探したりと忙しいのだと思います。

短い命を必死で生きている感が伝わります。

そして、 モンシロチョウ時間と私時間 の違いを感じます。

実際、モンシロチョウは私とは見ている世界も違うそうです。

そもそも昆虫は複眼なので違うのですが、モンシロチョウは紫外線が見えるらしい。

人間には同じ白いモンシロチョウも、紫外線で見ると、オスは黒く、メスは白い。

花の蜜も紫外線の色でわかったりするようです。


高城工房で 自然を感じる日々ですスマイル  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 06:11Comments(0)日記