› 陶studio ブログ › 2015年12月01日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2015年12月01日

ワタシ的流行語大賞2015(前半)

こんばんは!

さて、今日から12月ですね。 いよいよ2015年の終わりも近づこうとしています。


ちょうど一年前は、北郷からの引越し作業を初めたばかりで、これからどうなるか期待と不安の時期を過ごしていましたが、

あれから もう一年経ったんだな~ と肌寒くなった夕時、ふと思いにふけたりします^^


都城・高城に移り約一年、都城の奥深さ、人柄に触れる機会も多くなり、都城の魅力を感じ続けています。

昨日は、都城商工会議所でのセミナーを聞きに行きました。

お誘いを受けたのですが、都城の一企業^^になった感があり、嬉しかったです。


セミナーは、㈱和える の代表取締役の 矢島里佳さんの講演で、若手女性起業家として注目を浴びている方のようです。

自身の経験や起業の経緯を踏まえて、優しく、わかりやすくお話くださり、すごくためになりました。

私は、どちらかと言うと 物作りの人間なので、それをどの様に販売に繋いでいくかが いまだ苦手なのですが、

その成功例・モデルを見ることが出来て、よかったです。


その中で、私が一つ気になったのが、「伝統」という言葉です。


「伝統」の意味は、「古くから受け継がれた事柄。それを受け伝えること。」 ですが、ある意味非常に漠然としています。


初めから「伝統」として誕生する事柄はありません。 

ある時間をかけて「伝統でない」ものが「伝統」に変化していきます。

逆をいうと、今「伝統」と呼ばれているものはすべて、もともとは、「伝統ではない」ものなのです。


そう考えると、「伝統」とは、多くの人が漠然と認める事柄なのかなと思います。

「これは、日本の伝統 だよね。」 と多くの人から認められたものが、その時点で「伝統」と呼ばれるようになる。

「言葉」自体、多くの人の共通認識で存在しているので、不確かなものですが、

より「伝統」という言葉には、一見確固たる存在であるような重みがあるので、注意が必要なのかなと思います。

なぜなら、多くの人の共通認識で成り立つ 「伝統」ですが、

でも、それほど多くの人(私を含め)が、「伝統」を理解しているとは思えません。

「伝統」と思われているものが、実はまだ日が浅いものだったり、他の地域から入ってきてたりすることが結構あるからです。


私が、注意しなくてはならないと感じている言葉が幾つかあるのですが、 その一つが 「ホンモノ」です。

講演をしていただいた 矢島さんの会社「㈱ 和える」のパンフレットに、この「ホンモノ」という言葉も入っていたので、気になるのですが、、^^

「ホンモノ」という言葉の意味は、より漠然としています。


それは ホンモノ か ホンモノでないもの か?


それも、多くの人の共通認識で成り立つものだと思います。

いわば、それは不確かなもの。


なので、すべての「ホンモノ」は、「不確かなホンモノ 」 です。


けど、 「不確かなホンモノ」 ておかしくないですか?


「ホンモノ」は、人々の共通認識で成り立ってなく、 「 これが、ホンモノです!」 主張しているものが多い。

勝手に断言しているので成立しているのです。

素直な人は、「そうなんだ。」と納得するのかもしれませんが、私は、注意するようにしています。

つづく

次回 ワタシ的流行語大賞2015 を発表します^^
  


Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 23:01Comments(0)日記