2012年11月20日
天草大陶磁器展:天草日記^^
天草日記は一応、ここまでで終わります。
今後の課題は、PCのタイピングと文章力 ですね^^
天草の6日間の半分ぐらいしか書くことができませんでした><
一応念の為に言っておきたいのですが、天草への目的は 陶器の展示販売です。
会期のほとんどの時間は、売り場にいて接客をしてるんですよ。
では、天草日記 どうぞ!
++++++++++++++++++++++++
(11月5日午前3時38分)
タイプが進まないまま、最終日を迎えてしまった。
搬入日を含め天草の6日間は、私にとって中身の濃い時間のだ。
到底、私の拙い文章やタイピングでは表現しようがない。
今年で3度目になる天草だが、昨日の朝歯磨きをしながらしみじみと、私にってこの6日間は自分の成長に確実につながっていると感じた。
それは、陶芸の技術というよりも、人間としての成長の糧になっていると。
2日目の技術のはなし。
めちゃくちゃに端折ってしまえば、陶芸を生業としている者にとってそれは重大な問題だが、引いて考えれば、さほどたいした問題でもないということだ。
常に考えなくてはならないことだが、言ってしまえば、バランスが大切で、鯉江さんが言っていたが、「尺は、人それぞれでいい」的なこと。
バランスの取り方は人それぞれで、みんなで話し合って解決する問題でもない。
以上
2日の夜は、丸尾焼きで陶磁器展参加者や街中参加者を交えた恒例のパーティーがあった。
(と、ここまでは、天草で書き記していたが、ここから先は、北郷の工房に戻りしばらく経ってから、振り返りつつ書く事になる。記憶が薄れていく分、思考がだんだんと熟れて膨らんでいく感覚だ。丁寧にかつ、冷静に振り返ることもできるだろうが、その分、現場でのライヴ感は薄れていく。しかし、それは仕方がないことだ。)
2日目夜の丸尾焼パーティーに行く前に、少しでも街中を見ておこうと、展示してある商店街に行ってみる。
今回の街中で一番楽しみにしていたのが、真珠子さんの作品だ。
昨年、なぜか、真珠子さんの作品を見る機会を逃し、それから一年、今度こそはとの思いで足を運んだ。
FBでお友達なので真珠子さんも私のことを分かってくれて、笑顔で出迎えてくれた。
この時期の天草としては少し冷えた夕刻のなか、真珠子さんの小さなブースは、ヒーターで温まっており、ピンクのホワホワとした全長10メートルの龍くんや繊細で愛らしい作品に囲まれ、すごく居心地のいい空間でした。
昨年は、このブースを招聘作家の成富さんが担当していて、其の時はずいぶんと狭い印象でしたが、アーティストによってこんなにも印象が違うものかと面白く感じました。
真珠子さんのブースの両隣が、丸尾焼スタッフ関係の作品が並ぶ。
作品としては磁器を中心としたそれぞれの作品で、天草大陶磁器展のテントサイドと街中サイドをつなげるような雰囲気になっている。
器でもありアートでもあり、ギャラリーでもあり、販売スペースでもある。
そこから数十メートル先に木さんと高倉さんのコラボスペースがある。
展示スペースが広く、おそらく展示方法に大変苦労しながらも、ひとつのギャラリースペースとして完成されたものになっていました。
互いの作品がほどよく調和していて、引き立てあっていたように思います。
その上の階が成富さんのスペースになっています。
木さんのおすすめで、ワクワクしながら2階に上がると、昨年のギュッっと詰まった作品とは違い、開放された成富さんの作品世界が展開していました。
まるで時間が止まったかのような古びた埃臭いバーの中を流木で組み立てられたすごい勢いの何かが、一瞬にして空間を突き抜けている。
私たちは、その何かの残像を感じることしかできない。それは何かの警告でもあり、予言でもある。
今回の街中の中で一番の力作ではないだろうか。
そして、そのあと、丸尾焼パーティーに向かうことにする。
(おわり)
今後の課題は、PCのタイピングと文章力 ですね^^
天草の6日間の半分ぐらいしか書くことができませんでした><
一応念の為に言っておきたいのですが、天草への目的は 陶器の展示販売です。
会期のほとんどの時間は、売り場にいて接客をしてるんですよ。
では、天草日記 どうぞ!
++++++++++++++++++++++++
(11月5日午前3時38分)
タイプが進まないまま、最終日を迎えてしまった。
搬入日を含め天草の6日間は、私にとって中身の濃い時間のだ。
到底、私の拙い文章やタイピングでは表現しようがない。
今年で3度目になる天草だが、昨日の朝歯磨きをしながらしみじみと、私にってこの6日間は自分の成長に確実につながっていると感じた。
それは、陶芸の技術というよりも、人間としての成長の糧になっていると。
2日目の技術のはなし。
めちゃくちゃに端折ってしまえば、陶芸を生業としている者にとってそれは重大な問題だが、引いて考えれば、さほどたいした問題でもないということだ。
常に考えなくてはならないことだが、言ってしまえば、バランスが大切で、鯉江さんが言っていたが、「尺は、人それぞれでいい」的なこと。
バランスの取り方は人それぞれで、みんなで話し合って解決する問題でもない。
以上
2日の夜は、丸尾焼きで陶磁器展参加者や街中参加者を交えた恒例のパーティーがあった。
(と、ここまでは、天草で書き記していたが、ここから先は、北郷の工房に戻りしばらく経ってから、振り返りつつ書く事になる。記憶が薄れていく分、思考がだんだんと熟れて膨らんでいく感覚だ。丁寧にかつ、冷静に振り返ることもできるだろうが、その分、現場でのライヴ感は薄れていく。しかし、それは仕方がないことだ。)
2日目夜の丸尾焼パーティーに行く前に、少しでも街中を見ておこうと、展示してある商店街に行ってみる。
今回の街中で一番楽しみにしていたのが、真珠子さんの作品だ。
昨年、なぜか、真珠子さんの作品を見る機会を逃し、それから一年、今度こそはとの思いで足を運んだ。
FBでお友達なので真珠子さんも私のことを分かってくれて、笑顔で出迎えてくれた。
この時期の天草としては少し冷えた夕刻のなか、真珠子さんの小さなブースは、ヒーターで温まっており、ピンクのホワホワとした全長10メートルの龍くんや繊細で愛らしい作品に囲まれ、すごく居心地のいい空間でした。
昨年は、このブースを招聘作家の成富さんが担当していて、其の時はずいぶんと狭い印象でしたが、アーティストによってこんなにも印象が違うものかと面白く感じました。
真珠子さんのブースの両隣が、丸尾焼スタッフ関係の作品が並ぶ。
作品としては磁器を中心としたそれぞれの作品で、天草大陶磁器展のテントサイドと街中サイドをつなげるような雰囲気になっている。
器でもありアートでもあり、ギャラリーでもあり、販売スペースでもある。
そこから数十メートル先に木さんと高倉さんのコラボスペースがある。
展示スペースが広く、おそらく展示方法に大変苦労しながらも、ひとつのギャラリースペースとして完成されたものになっていました。
互いの作品がほどよく調和していて、引き立てあっていたように思います。
その上の階が成富さんのスペースになっています。
木さんのおすすめで、ワクワクしながら2階に上がると、昨年のギュッっと詰まった作品とは違い、開放された成富さんの作品世界が展開していました。
まるで時間が止まったかのような古びた埃臭いバーの中を流木で組み立てられたすごい勢いの何かが、一瞬にして空間を突き抜けている。
私たちは、その何かの残像を感じることしかできない。それは何かの警告でもあり、予言でもある。
今回の街中の中で一番の力作ではないだろうか。
そして、そのあと、丸尾焼パーティーに向かうことにする。
(おわり)
Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 18:28│Comments(0)
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