2016年06月14日
銃社会 と 不安 ⑤
こんばんは。
12日未明 アメリカ、オーランド州のゲイのナイトクラブで起きた 銃乱射事件。
50人が死亡する アメリカでの過去最悪の銃乱射事件とニュースで伝えらている。
亡くなられた方へ 心よりお悔やみ申し上げます。
本当に 無念だと思います。
この事件には、いろんな要素が含まれると考えられます。
容疑者の動機には ISと関係がある可能性があるらしいが、
ほかにも、同性愛者への偏見
そして、 銃社会の問題 としても この事件は捉えられる。
アメリカでの銃乱射や銃による事件のニュースを耳にするたび、
なぜアメリカでは 銃の規制が進まないのか と 考える。
この、銃を手放すことのできない社会 も
<不安>との関係があるように思われる。
銃 は <不安> を生むものか? 消すものか?
銃のない世界に住む私は、銃はないほうが絶対 安心だと考える。
銃は 暴力を生む。そして、罪なき犠牲者を生む。
ところが、銃のある世界では、逆に考えることもできる。
銃を持つことが、銃による攻撃から 身を守る唯一の方法だと。
「 もし、銃を持たないでいて、 銃を持つものに脅されたらどうする?
黙って、言いなりになり 撃たれるのか ! 」
日本人が思う 「 銃のない社会が安全 」
と アメリカ人が思う 「 銃は身を守り、 犯罪を抑制する 」
との考え方の違いは、 こうしてみると 次元の違うものだと思う。
お互いに、言い合っても 答えは見つからない。
*(アメリカで銃規制ができない要因はこればかりではないが)
そして、これを ちょっと視点を変えてみると、
この言い分の違いって
去年の 安保法制の 賛成派 反対派 の
意見の相違に 似てるなと思う。
軍事力の拡大は、 <不安> を生むものか? 消すものか?
「軍事力の拡大のない社会が安全」
または、 「軍事力の拡大は、国民を守り 戦争を抑制する 」
まるで、当てはまる。
そうだとすると、 この意見は 次元の違うもので 同意点は見いだせないのかもしれない。
そして、この問いかけにつながる。
「 もし、銃を持たないでいて、 銃を持つものに脅されたらどうする?
黙って、言いなりになり 撃たれるのか ! 」
この問いかけに あなたはどう答えますか?
私がここで問いたいのは、
銃はないほうがいいと思う。 オバマ大統領も銃規制には積極的だし、
銃規制はすべきだと思う。
そのうえで、 上の問いかけに 何と答えるのか?
答えは ある と思います。
Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 22:51│Comments(0)
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