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2017年07月25日

アートとは何だったのか。 9

こんばんは!

宮崎空港での 窯元祭 本日終了しました。

お越しいただいたお客様 ありがとうございました!

午後7時の終了後 搬出し クタクタですが、

今夜も アートの話 始めます。

好きなことは やめられない^^

今回から 第4巻に入ります。

4巻のテーマは ポップアート です!




<第4巻 ポップ人間の登場> 東野芳明 編著

この巻では、ポップアートを アメリカ・日本・ヨーロッパ と分けてスポットが当てられる。

ポップアートは、今となっては、 「ユニクロTシャツでおなじみの」 という言葉を付けたくなるほど、すり減らされたアートという印象が私にはある。
けど、ポップアートとは、もともとそういう消費耐久性を含んだアートなので、 よくぞ生き延びているな と暖かいまなざしで見ています^^

この巻の第一章は、 <あっけらかんとした弔鐘・アメリカ> です。

<POP> を <あっけらかん> と訳す感覚は 面白いと思う。
では、 <あっけらかん芸術> を見て行くことにしよう。


①あっけらかんとした弔鐘・アメリカ

ジャスパー・ジョーンズ Jasper Johns


アンディ・ウォーホル Andy Warhol


ロイ・リキテンスタイン Roy Lichtenstein


これらは、 80年代の キースへリング バスキア に受け継がれる。
いずれも、ユニクロ仲間だ。

第三巻での 希薄化する現実の中での<人間の原風景>の奪還。 の流れでいえば、
ポップアートとは、 

< 現実が希薄化するなら、アートも希薄化すればよい。>  

という発想だと思う。

現実の比重に物事を合わせれば、 当然、現実に馴染み、溶け込むことができる。

この発想は、今でも通用すると思う。
だからこそ、形を変え、今もみんなに親しまれ続けているのだと。

けど、ここで気になるのが、 ジャスパー・ジョーンズ の存在だ。

私などは、ジョーンズこそ、ポップアートの旗手であり、中心的存在だと思っているのだが、
数年前 熊本市現代美術館行われた <ポップアート展>では、 ジャスパー・ジョーンズの存在は、完全に無視されていた。

今となっては、取るに足らない存在になったのか?

ジャスパージョーンズの比重のずれ、 興味深い。



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この記事へのコメント
ジャスパージョーンズは僕も気になってたよ笑。

ウォーホルは、尾形光琳の燕子花図屛風(や琳派)に影響受けたんじゃないかなぁ~?!
燕子花図屏風の日常にある風景を無駄をそぎ落とし、デザイン化したものを反復する。しかも平面的に。この屏風に美を感じ、コンセプトとしたんじゃないかな。だから、日本人に受けるんじゃない?
な~んてね笑
Posted by せい at 2017年07月28日 14:53
ウォーホルは、また別の巻でも出てくるんだけど、彼の特徴は、卓越した<冷淡な視線>だと思う。単なる絵の構成や反復ではなく。他を圧倒する冷ややかさ。 彼を知れば知るほど、背筋がぞっとする。
Posted by 陶STUDIO・サキムラ久陶STUDIO・サキムラ久 at 2017年07月28日 21:26
<冷淡な視線>は、時代背景もあったんだろうね。
反復することで「過剰な何か」と「無価値観」で人々にショックを与える。(それだけではないんだろうけど)
僕は、イラストレーター時代の作品が好きで、華憐な作品が多いんだよね。
30年位前は、ウォーホル好きだったけど、今は気にならない。
このブログのタイトル「アートとは、何だったのか。」まさに今、そんな感じ。
Posted by せい at 2017年07月29日 15:23
 
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