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2018年01月07日

BOOK: 人類の未来

顔

明けまして おめでとうございます!

今年もよろしくおねがいしますm(_ _)m

2018年も 一週間を過ぎました。

一応、今年は ブログの更新を増やす を目標の一つにしています^^

あまり 焼き物も関係ない記事が多いとは思いますが、よろしくお願いします。

今日は、大みそかに読んだ本について書きたいと思います。

その本のタイトルは <人類の未来> です。



「人類の未来」 講談社自然シリーズ THE LIVING EARTH 19
昭和52年 1977 発行
著者 マルカム・ロス マクドナルド

今から40年前に書かれた 近未来予想の本です。

近未来予想なので、 ちょうど21世紀の今ぐらいを予想した本です。

新年を迎えるにあたり、過去から現在を見、そして、未来を考えてみたいと思ったのです。

ところが、 書かれている未来予想が ぜんぜん当たってなく、 的外れな内容で すこし驚きました^^


未来予想を挙げてみると

20世紀末に化石燃料が枯渇する。

人口爆発による食糧難。

海洋都市開発。

マイル・ハイ・シティー(1.6キロの高さの都市ビル)

宇宙空間での太陽エネルギー開発。

超高速大量輸送システム(飛行機よりの早い巨大なリニアカー)

など

思えば、 20世紀末には石油がなくなる という話題は、

かなりの現実味を持って 語られていたと思ったが

結果は 大外れ だ。

地球温暖化についても予想しているが、海抜120メートル以上の上昇で

パリやニューヨークが 水没していると予測している。

これも 外れ。


コンピューターやテクノロジーの未来については 漠然としか書かれてなく、

インターネット や AI の言葉は出てこない。


それどころか、この本の著者は、大胆にも 人類は 脱社会・脱経済・脱テクノロジー に向かうと予想している。

当時の ピッピームーブメントからの発想のようで、 悲観的な世紀末観など 当時の時代感のようだ。


そして、大みそかの夜 この本を読み終えて感じたのは、

未来予想は難しいし、 それほど悲観的になる必要もない。

ということだった。



タグ :人類の未来

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Posted by 陶STUDIO・サキムラ久 at 23:12│Comments(0)BOOK
 
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